身体管腔の側壁における開口部を封止するための方法および機器
专利摘要:
血管または他の身体管腔内で展開するための拡張可能な球状構造であって、折り畳まれた形状および拡張された形状をとるように構成された開放フレームと、開放フレームによって担持された閉鎖面とを備え、開放フレームが、その拡張された形状にあるときに、開放フレームを通る実質的に正常な流れを可能にするように構成され、さらに、閉鎖面が、閉鎖面を通る流れを妨害するように構成される、拡張可能な球状構造。 公开号:JP2011505987A 申请号:JP2010538153 申请日:2008-12-11 公开日:2011-03-03 发明作者:アンドリュース,ロバート;グエン,トゥアン・アン;コーンヒル,ジェイ・フレデリック;ストロール,クレア;スミス,ケヴィン・トーマス;ミルソム,ジェフリー;ランフェア,デーヴィッド・ジー;リーナ,ハワード 申请人:コーネル ユニヴァーシティー; IPC主号:A61M25-00
专利说明:
[0001] 本発明は、概して、医療処置および機器に関し、より詳細には、身体管腔を通る流れを実質的に正常に維持しながら、身体管腔の側壁の開口部を封止するための、および/または身体管腔の側壁の脆弱部を補強するための医療処置および機器に関する。] 背景技術 [0002] 係属中の先行特許出願への参照 本特許出願は、Howard Riinaらによる、2007年12月11日出願の係属中の先行米国特許仮出願第61/007,189号、DEPLOYABLE BLOCKING SPHERE(代理人整理番号CORN−1 PROV/D−4274−01(US))の利益を主張し、その特許出願は、参照によって本明細書に援用される。] [0003] 人体は、多くのさまざまな解剖学的構造からなる。これらの解剖学的構造のなかには、全身に血液を循環させる血管、すなわち酸素化された血液を末端組織に移送する動脈および酸素を使い果たした血液を末端組織から戻す静脈が存在する。] [0004] いくつかのケースにおいて、血管がもろくなり、それによって血管の側壁が外側方向に膨らんで動脈瘤を生じさせることがある。たとえば、さまざまなタイプの動脈瘤、たとえば動脈瘤が血管の周囲の相当な部分の周りに延在する紡錘状動脈瘤(図1)、動脈瘤が血管の側壁の限定された部分から外に延在し、はっきりとした頸部を備えた外側型動脈瘤(図2)、動脈瘤が血管の分岐点の頂点から外に延在する分岐点動脈瘤(図3)を示す図1〜3を参照されたい。本発明の目的では、これらの動脈瘤のすべて(たとえば紡錘状動脈瘤、外側型動脈瘤および/または分岐点動脈瘤)は、血管の側壁から外に延在すると考えられる。] 図1 図2 図3 [0005] 動脈瘤は、拡大して破裂点まで至り、それによって急速かつ制御されない血液損失をもたらすことがあるため、患者に深刻な脅威を与え得る。動脈瘤の大きさおよび場所によっては、動脈瘤は生命を脅かすものになり得る。] [0006] 非限定的であるが例として、頭蓋内の動脈瘤は、破裂が起こった場合命取りになり得る。そのような頭蓋内の動脈瘤が生命を脅かす性質であるという状況から、これらの動脈瘤は、従来、開放型の開頭術および顕微鏡下クリッピングで治療されてきた。この処置は、一般に、小型のチタンクリップを動脈瘤の頸部に渡して置き、したがって動脈瘤を血流から分離し、その後の破裂(または再破裂)を阻害することを伴う。このクリッピング処置は、通常、手術用顕微鏡を用いて直接視覚化の下で行われる。] [0007] より最近では、破裂したおよび未破裂の脳の動脈瘤を治療するために低侵襲技術もまた使用されてきている。これらの低侵襲技術は、一般に、デジタル蛍光透視法を利用する介在神経放射線(interventional neuroradiological)方法を使用する。より具体的には、これらの介在神経放射線方法は、一般に、X線による視覚化を使用して手術医がマイクロカテーテルを動脈瘤のドーム部分内に置くことを可能にする。マイクロカテーテルを適所に置いた状態で、取り外し可能なコイルが、次いで、動脈瘤のドーム内で展開されて、その後の破裂(または再破裂)を防止するために動脈瘤の血栓化を引き起こす。しかし、このコイルを配置する方法は、コイルが血管の管腔内に脱出するというリスク、コイルが動脈瘤から血管内に移動し、その後下流に移動するというリスク、動脈瘤が破裂するというリスクなどを含む、いくつかの欠点を有する。] 発明が解決しようとする課題 [0008] その結果、本発明の主要な目的は、血管を通る血流を実質的に正常に維持しながら、動脈瘤への血流を差し止めるために使用することができる、低侵襲性の管腔内移送用に適合した新しい改良された装置を提供することである。] [0009] 本発明の別の目的は、閉鎖面を備えた開放フレームまたは高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備え、血管を通る血流を実質的に正常に維持しながら、血管の側壁内の開口部を封鎖するために使用することができる、拡張可能な球状構造を提供することである。] [0010] 本発明の別の目的は、閉鎖面を備えた開放フレームまたは高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備え、血管を通る血流を実質的に正常に維持しながら、血管の側壁の脆弱部を補強するために使用することができる、拡張可能な球状構造を提供することである。] [0011] 本発明の別の目的は、閉鎖面を備えた開放フレームまたは高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備え、管腔を通る流れを実質的に正常に維持しながら、血管以外の管腔の側壁の開口部を通る流体の流れを差し止めるために、および/または血管以外の管腔の側壁の開口部を封鎖するために、および/または血管以外の管腔の側壁の脆弱部を補強するために使用することができる、拡張可能な球状構造を提供することである。] [0012] 本発明の別の目的は、血管を通る流れを実質的に正常に維持しながら、取り外し可能なコイルまたは他の血栓化材料を動脈瘤の内部へと展開することを容易にするために使用することができる拡張可能な球状構造を提供することである。] 課題を解決するための手段 [0013] 本発明のこれらおよび他の目的は、新規の拡張可能な球状構造を提供し、使用することによって対処される。 本発明の1つの形態では、血管または他の身体管腔内で展開するための拡張可能な球状構造であって、 折り畳まれた形状および拡張された形状をとるように構成された開放フレームと、 開放フレームによって担持された閉鎖面とを備え、 開放フレームが、その拡張された形状にあるときに、開放フレームを通る実質的に正常な流れを可能にするように構成され、 さらに、閉鎖面が、そこを通る流れを妨害するように構成される、拡張可能な球状構造が提供される。] [0014] 本発明の別の形態では、血管または他の身体管腔を通る流れを実質的に正常に維持しながら、血管または他の身体管腔の側壁の開口部を封止する、および/または血管または他の身体管腔の分岐点の側壁または頂点内の脆弱部を補強するためのシステムにおいて、 血管または他の身体管腔内で展開するための拡張可能な球状構造であって、 折り畳まれた形状および拡張された形状をとるように構成された開放フレームと、 開放フレームによって担持された閉鎖面とを備え、 開放フレームが、拡張可能な開放フレームがその拡張された形状にあるときに、開放フレームを通る実質的に正常な流れを可能にするように構成され、さらに閉鎖面が、そこを通る流れを妨害するように構成される、拡張可能な球状構造と、 拡張可能な球状構造を展開部位に運ぶための取り付け用具であって、 中に管腔を有する中空のスリーブと、 管腔内において退避位置と展開位置の間で摺動自在に移動可能なプッシャとを備え、 管腔が、開放フレームがその折り畳まれた形状にあるときに拡張可能な球状構造を受け入れるように寸法設定され、さらにプッシャが、その退避位置からその展開位置に移動されたときに拡張可能な球状構造を管腔から押し出すように構成される、取り付け用具とを備えるシステムが提供される。] [0015] 本発明の別の形態では、血管または他の身体管腔内で展開するための管腔内装置であって、 体内の治療部位への移送のために折り畳み可能である拡張可能な球体様構造を備え、拡張可能な球体様構造が、 高密度の面を有し、流体の流れを妨害することができる第1の部分と、 開放され、流体がそれを通って流れるのを可能にする第2の部分と、 拡張可能な球体様構造の位置、向き、および拡張の制御を容易にする第3の部分とを備える、管腔内装置が提供される。] [0016] 本発明の別の形態では、身体管腔を通る流れを実質的に正常に維持しながら、身体管腔の側壁の開口部を封止するための方法において、 身体管腔内で展開するための拡張可能な球状構造を提供するステップであって、拡張可能な球状構造が、 折り畳まれた形状および拡張された形状をとるように構成された開放フレームと、 開放フレームによって担持された閉鎖面とを備え、 開放フレームが、その拡張された形状にあるときに、開放フレームを通る流れを可能にするように構成され、さらに閉鎖面が、閉鎖面を通る流れを妨害するように構成される、ステップと、 開放フレームがその折り畳まれた形状にある間、拡張可能な球状構造を身体管腔内の治療部位に移送するステップと、 拡張可能な球状構造の閉鎖面が身体管腔の側壁内の開口部を封鎖するように配置され、開放フレームが身体管腔を通る流れを可能にする状態で、拡張可能な球状構造が身体管腔内に固定して組み込まれるように、拡張可能な球状構造をその折り畳まれた形状からその拡張された形状に変形させるステップとを含む方法が提供される。] [0017] 本発明の別の形態では、身体管腔を通る流れを維持しながら身体管腔の側壁内の脆弱部を補強するための方法において、 身体管腔内で展開するための拡張可能な球状構造を提供するステップであって、拡張可能な球状構造が、 折り畳まれた形状および拡張された形状をとるように構成された開放フレームと、 開放フレームによって担持された閉鎖面とを備え、 開放フレームが、その拡張された形状にあるときに、開放フレームを通る流れを可能にするように構成され、さらに閉鎖面が、身体管腔の側壁の脆弱部を補強するように構成される、ステップと、 開放フレームがその折り畳まれた形状にある間、拡張可能な球状構造を身体管腔内の治療部位に移送するステップと、 拡張可能な球状構造の閉鎖面が身体管腔の側壁の脆弱部を補強するように配置され、開放フレームが身体管腔を通る流れを可能にする状態で、拡張可能な球状構造が身体管腔内に固定して組み込まれるように、拡張可能な球状構造をその折り畳まれた形状からその拡張された形状に変形させるステップとを含む方法が提供される。] [0018] 本発明のこれらおよび他の目的および特徴は、同様の番号が同様の部分を示す添付の図と共に考慮される、以下の本発明の好ましい実施形態の詳細な説明によってすべて開示され、あるいは明確にされるであろう。] 図面の簡単な説明 [0019] 動脈瘤の1つのタイプを示す概略図である。 動脈瘤の1つのタイプを示す概略図である。 動脈瘤の1つのタイプを示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、開放フレームが吸収性材料から形成され、閉鎖面が非吸収性材料から形成され、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、開放フレームが吸収性材料から形成され、閉鎖面が非吸収性材料から形成され、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、開放フレームが吸収性材料から形成され、閉鎖面が非吸収性材料から形成され、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、開放フレームが吸収性材料から形成され、閉鎖面が非吸収性材料から形成され、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、開放フレームが吸収性材料から形成され、閉鎖面が非吸収性材料から形成され、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 分岐点動脈瘤を封鎖するために使用されている図4の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 分岐点動脈瘤を封鎖するために使用されている図5の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 分岐点動脈瘤を封鎖するために使用されている図6の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 分岐点動脈瘤を封鎖するために使用されている図7の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 分岐点動脈瘤を封鎖するために使用されている図8の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 分岐点動脈瘤を封鎖するために使用されている図9の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 分岐点動脈瘤を封鎖するために使用されている図10の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 分岐点動脈瘤を封鎖するために使用されている図11の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 分岐点動脈瘤を封鎖するために使用されている図12の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 分岐点動脈瘤を封鎖するために使用されている図13の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、拡張可能な球状構造の開放フレームが矩形パターンに配置された複数の支柱を備える、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 開放フレームが六角形パターンに配置された複数の支柱を備える、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、拡張可能な球状構造の開放フレームが球状らせんを備える、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、拡張可能な球状構造の開放フレームが球状ケージを備える、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が球状ケージを備える、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が球状ケージを備える、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が球状ケージを備える、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が球状ケージを備える、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が球状ケージを備える、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が球状ケージを備える、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が球状ケージを備える、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が球状ケージを備える、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が球状ケージを備える、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が球状ケージを備える、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、閉鎖面が進入軸の片側に配設される、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、閉鎖面が進入軸の片側に配設される、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、閉鎖面が進入軸の片側に配設される、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、閉鎖面が進入軸の片側に配設される、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、閉鎖面が進入軸の片側に配設される、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が閉鎖面を備えた開放フレームを備え、閉鎖面が進入軸の片側に配設される、本発明によって形成された他の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 注射器タイプ(たとえば内部プッシャを備えた外側スリーブ)の取り付け用具で展開される図27の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 注射器タイプ(たとえば内部プッシャを備えた外側スリーブ)の取り付け用具で展開される図27の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 グリッパ機構を装備した注射器タイプの取り付け用具で展開される図27の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張バルーンを装備した注射器タイプの取り付け用具で展開される図27の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張バルーンを装備した注射器タイプの取り付け用具で展開される図27の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張バルーンを装備した注射器タイプの取り付け用具で展開される図27の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備え、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備え、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備え、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備え、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備え、拡張可能な球状構造が血管内の外側型動脈瘤を封鎖するために使用されるように示される、本発明によって形成された別の新規の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備える、本発明によって形成された他の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備える、本発明によって形成された他の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備える、本発明によって形成された他の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備える、本発明によって形成された他の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備える、本発明によって形成された他の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備える、本発明によって形成された他の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備える、本発明によって形成された他の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備える、本発明によって形成された他の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 拡張可能な球状構造が高い支柱密度を有する面を備えた開放フレームを備える、本発明によって形成された他の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように外側型動脈瘤の内部で展開される図4〜8の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように外側型動脈瘤の内部で展開される図4〜8の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように外側型動脈瘤の内部で展開される図4〜8の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように外側型動脈瘤の内部で展開される図9の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように外側型動脈瘤の内部で展開される図10の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように外側型動脈瘤の内部で展開される図11の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように外側型動脈瘤の内部で展開される図12の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように外側型動脈瘤の内部で展開される図13の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように分岐点動脈瘤の内部で展開される図4の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように分岐点動脈瘤の内部内で展開される図5の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように分岐点動脈瘤の内部内で展開される図6の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように分岐点動脈瘤の内部内で展開される図7の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように分岐点動脈瘤の内部内で展開される図8の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように分岐点動脈瘤の内部内で展開される図9の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように分岐点動脈瘤の内部内で展開される図10の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように分岐点動脈瘤の内部内で展開される図11の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように分岐点動脈瘤の内部内で展開される図12の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 動脈瘤を封鎖するように分岐点動脈瘤の内部内で展開される図13の拡張可能な球状構造を示す概略図である。 安定化脚部を含む拡張可能な球状構造を示す概略図である。 安定化脚部を含む拡張可能な球状構造を示す概略図である。] 図10 図11 図12 図13 図27 図4 図5 図6 図7 図8 実施例 [0020] 全般的な新規の拡張可能な球状構造 次に図4〜8を見ると、本発明によって形成された新規の拡張可能な球状構造体5が示されている。拡張可能な球状構造体5は、血管または他の身体管腔を通る流れを実質的に正常に維持しながら、血管または他の身体管腔の側壁の開口部を封止するための、および/または血管または他の身体管腔の側壁内の脆弱部を補強するための血管または他の身体管腔内への低侵襲性の管腔内移送用に適合している。] 図4 図5 図6 図7 図8 [0021] 拡張可能な球状構造体5は、全体的に、閉鎖面15を備えた開放フレーム10を備える球状本体を備える。好ましくは、開放フレーム10および閉鎖面15は共に、球状本体の全体の外部形状を画定し、開放フレーム10は球状本体の外部形状の大部分を構成している。] [0022] 本発明の1つの好ましい形態では、開放フレーム10は、球状本体の外部形状の約90%を画定し、閉鎖面15は、球状本体の外部形状の約10%を画定している。本発明の別の好ましい形態では、開放フレーム10は、球状本体の外部形状の約80%を画定し、閉鎖面15は、球状本体の外部形状の約20%を画定する。本発明のさらに別の好ましい形態では、開放フレーム10は、球状本体の外部形状の約70%を含み、閉鎖面15は、球状本体の外部形状の約30%を画定する。本発明のさらに別の好ましい形態では、開放フレーム10は、球状本体の外部形状の約60%を含み、閉鎖面15は、球状本体の外部形状の約40%を含む。] [0023] 拡張可能な球状構造体5は、(i)拡張可能な球状構造を縮小されたサイズの形状に折り畳み、(ii)折り畳まれた構造体を血管または他の身体管腔を通って治療部位まで移動させ、(iii)折り畳まれた構造体を治療部位で拡大サイズまで拡張することによって血管または他の身体管腔内で展開され、それによって拡張可能な球状構造体を、その閉鎖面15が血管または他の身体管腔の側壁に向けられるように血管または身体管腔内に固定し、それによって血管または他の身体管腔を通る正常な流れを妨げることなく、血管または他の身体管腔の側壁の動脈瘤または他の開口部を封鎖し、あるいはそうでない場合は、血管または他の身体管腔の側壁の脆弱部を補強することができるように構築される。] [0024] 重要なことに、球状本体の形状で拡張可能な球状構造体5を形成することにより、管腔内装置は、動脈瘤の頸部または身体管腔内の他の開口部上の中心に簡単に置かれ、このとき閉鎖面15は、動脈瘤の頸部または身体管腔内の他の開口部内に突出し、これを固定して封止している。] [0025] さらに、拡張可能な球状構造体5を、これが治療部位で拡張し、かつそれ自体を、その閉鎖面15が血管または他の身体管腔の側壁に向けられた状態で、血管または他の身体管腔内に組み込むことができるように形成することにより、拡張可能な球状構造体5は、血管または他の身体管腔に行き渡るのに必要な程度まで拡張され得るため、効果的に自己矯正するものである。] [0026] より具体的には、拡張可能な球状構造体5は、全体的に、閉鎖面15を担持する開放フレーム10を備える。開放フレーム10は、拡張可能な球状構造体5を管腔内的に血管または他の身体管腔を通って治療部位まで移動させるのを容易にするために縮小されたサイズの第1の折り畳まれた形状(図4)をとることができるように形成される。開放フレーム10はまた、その後、拡大されたサイズの第2の拡張された形状(図5および6)の形に変更され得、それによって拡張可能な球状構造体5が、その閉鎖面15が血管または他の身体管腔の側壁に対して固定して押し付けられた状態で、治療部位の血管または他の身体管腔内に組み込まれ得るようにも形成される。この位置では、拡張可能な球状構造体5の閉鎖面15は、血管内の動脈瘤(図4〜8に示される外側型動脈瘤、またはこの後で以下で論じられるような分岐点動脈瘤など)を封鎖することができ、または血管または他の身体管腔の側壁の開口部を封鎖することができ、あるいは血管または他の身体管腔の側壁の脆弱部を補強することなどができる。] 図4 図5 図6 図7 図8 [0027] 重要なことに、管腔内装置を拡張可能な球状構造体として形成することにより、装置は、血管または他の身体管腔内への低侵襲性の管腔内移送に合わせて縮小されたサイズに折り畳まれ得るが、その後治療部位における固定した組み込みに合わせて所要のサイズまで拡張され得、それによって身体管腔内の開口部を封止する、および/または身体管腔の側壁の脆弱部を補強する。さらに、拡張可能な球状構造体5を球状本体の形状で形成することにより、管腔内装置は、動脈瘤の頸部または身体管腔内の他の開口部上の中心に簡単に置かれ、このとき、閉鎖面15は動脈瘤の頸部または他の身体管腔内の開口部内に突出し、これを固定して封止する。また、拡張可能な球状構造体5を、これが治療部位で拡張し、かつそれ自体を、その閉鎖面15が血管または身体管腔の側壁に向けられた状態で血管または他の身体管腔内に組み込むことができるように形成することにより、拡張可能な球状構造体5は、血管または他の身体管腔に行き渡るのに必要な程度まで拡張するため、効果的に自己矯正するものである。さらに、開放フレーム10を解放構造として形成することにより、拡張可能な球状構造体5は、血管または他の身体管腔を通る正常な流れを妨げることなく、血管または身体管腔内に配設され得る(図6〜8)。 拡張可能な開放フレーム10 上記で指摘したように、(i)拡張可能な球状構造体5は、全体的に、閉鎖面15を備えた開放フレーム10を備える球状本体を備え、(ii)開放フレーム10および閉鎖面15は共に、球状本体の全体の外部形状を画定することが好ましく、このとき開放フレーム10は球状本体の外部形状の大部分を構成しており、(iii)開放フレーム10は、治療部位への拡張可能な球状構造体5の容易な移送に合わせたサイズで折り畳まれ、その後治療部位において血管または他の身体管腔の側壁に対して閉鎖面15を保持するようなサイズに拡張することが可能であり、(iv)開放フレーム10は、これが中で展開される血管または管腔を通る正常な流れを実質的に妨げないように構成される。] 図6 図7 図8 [0028] この目的のために、開放フレーム10は、拡張可能な支柱(ストラット)構造を有して形成されることが好ましく、その結果、開放フレーム10は、(i)最初、拡張可能な球状本体5が体内を通って治療部位まで容易に移動することができるように縮小されたサイズの形状をとり、(ii)その後、血管または他の身体管腔内の所望の場所で固定して保持され、閉鎖面15を血管または身体管腔の側壁に対して固定して押し付けることができるように拡張されたサイズの形状をとることができ、それによって血管または他の身体管腔内の動脈瘤または他の開口部を封鎖し、あるいはそうでない場合は血管または他の身体管腔の側壁を補強する。さらに、拡張可能な支柱構造を有する開放フレーム10を形成することにより、開放フレーム10は、血管または他の身体管腔に行き渡るのに必要な程度まで拡張するため、効果的に自己矯正するものである。] [0029] 重要なことに、拡張可能な支柱構造を有する開放フレーム10を形成することにより、開放フレーム10は、血管または他の身体管腔内においてその拡張された形状にあるときに、血管または他の身体管腔を通る正常な流れを実質的に妨げない。] [0030] したがって、たとえば図4〜8に示される形状では、開放フレーム10は、多角形の形状に配置された複数の支柱を備え、このとき支柱は、管腔を通る正常な流れに対する妨害を最小限にするように寸法設定されている。] 図4 図5 図6 図7 図8 [0031] 1つの好ましい構造では、開放フレーム10は、ニチノールなどの形状記憶合金(SMA)から形成されてよく、開放フレーム10の形状を変化させるために温度変化が使用されてよい。非限定的であるが例として、開放フレーム10は、体温を下回る温度まで冷却されたときに折り畳まれた形状(図4)をとり、その後体温まで温められたときに拡張された形状(図6)をとるように形成され得る。所望であれば、開放フレーム10は、拡張可能な球状構造体5を体内で展開まで、単に体温まで温められる。代替的には、開放フレーム10をその拡張温度まで加熱するために、たとえば抵抗加熱を介して電流が開放フレーム10に印加してもよい。あるいは、開放フレームの温度を適切に調節するために、高温または低温の食塩水が開放フレーム10内に流されてよく、それによって開放フレームは所望の形状をとる。] 図4 図6 [0032] 代替として、開放フレーム10は、折り畳まれた形状になるように強制的に圧迫され、この折り畳まれた形状に抑制され、その後、その拡張された形状まで弾性的に戻るように解放され得る弾性材料から形成され得る。非限定的であるが例として、本発明のこの形態では、拡張可能な球状構造体5は、縮小されたサイズの形状になるように圧縮され、スリーブ内に抑制され、スリーブ内で治療部位に移送され、次いで治療部位で拡張された形状まで弾性的に戻るようにスリーブから解放されてよく、それによって開放フレーム自体を、その閉鎖面が血管または他の身体管腔の側壁に対して押し付けられた状態で、血管または他の身体管腔内に組み込む。非限定的であるが他の例として、開放フレーム10は、応力誘起マルテンサイト(SIM)を形成することで超弾性の特性を有するように設計された形状記憶合金(SMA)から形成されてよく、それによって弾性的復帰を伴った大きな形状変形を可能にする。非限定的であるがさらに他の例として、開放フレーム10は、所望の弾性特性を有する適切なポリマーから形成されてよい。] [0033] 本発明の別の好ましい形態では、開放フレーム10は、展開部位への移送のために折り畳まれ、その後内部バルーンなどの拡張装置を使用して拡張された形状まで拡大され得る構造を有して形成され、この場合バルーンは、開放フレーム10を拡張された状態に形を変更させるように治療部位で膨張する。この構成は、開放フレームが、その完全に拡張された形状(またはその完全に拡張された形状よりも小さい任意の所望の拡張された形状)に拡張するのに温度変化または弾性に頼ることを必要としないため、有利になり得る。したがって、広範囲に及ぶよく知られている生体適合性材料(たとえば医療グレードのステンレス鋼)が、開放フレーム10を形成するために使用されてよい。 閉鎖面15 閉鎖面15は、拡張可能な球状構造体5が中で展開される血管または他の身体管腔の側壁に対して固定して押し付けられ得るように開放フレーム10によって担持される(たとえばその上に装着される、それと一体的に形成される、あるいは別の形でそれに連結される)。閉鎖面15は、好ましくは、血管または他の身体管腔の側壁の動脈瘤または他の開口部を封鎖することができる、および/または血管または他の身体管腔の側壁の脆弱部を補強するためのほぼ完全な表面または障壁を備える。閉鎖面15は、ほぼ剛性になるように形成されてよく、あるいは可撓性になるように形成されてよい。閉鎖面15は、好ましくは、拡張可能な構造5の球状本体の正規の部分を形成することができるように図4〜8に示される凸状の形状を有する。しかし、閉鎖面15はまた、所望であれば、平面形状または何らかの他の形状を有して形成されてもよいことを理解されたい。 吸収性材料の使用 必要であれば、拡張可能な球状構造体5は、吸収性材料から形成されたその要素の一部またはすべてを有することができ、その結果、要素の一部またはすべては、いくらかの時間が経過した後で治療部位から除去される。] 図4 図5 図6 図7 図8 [0034] 非限定的であるが例として、開放フレーム10は、吸収性材料から形成されてよく、閉鎖面15は、非吸収性材料から形成されてよく、それによっていくらかの時間が経過した後、閉鎖面15だけが治療部位で保持されるようになる。図9〜13を参照されたい。このタイプの構造は、閉鎖面15がいくらかの時間が経過した後で血管または他の身体管腔の側壁と一体化し、その結果、閉鎖面15を血管または他の身体管腔の側壁に対して適切な位置に保持するための支持フレームがもはや必要でなくなる点で、有利になり得る。] 図10 図11 図12 図13 図9 [0035] また、拡張可能な球状構造体5の全体を吸収性材料(複数可)から形成する、すなわち開放フレーム10および閉鎖面15の両方が吸収性材料から形成されることも可能である。このタイプの構造は、閉鎖面15だけが、たとえば動脈瘤の血栓化/瘢痕化が完了するまで、あるいは治癒が行われている間、血管または他の身体管腔の側壁を補強するなどのために、限定期間の間、血管または他の身体管腔の側壁に対して保持される必要がある点で、有利になり得る。] [0036] 開放フレーム10および閉鎖面15の両方が吸収性である場合、これらは、異なる時間に治療部位から除去されるように、異なる吸収率を有するように設計されてよいことも理解されたい。これは、異なる材料からさまざまな要素を作製することにより、あるいは同じ材料の異なる混合からさまざまな要素を作製することなどによって行われ得る。 さまざまなタイプの動脈瘤に対する適用 上記で指摘したように、拡張可能な球状構造体5は、さまざまなタイプの動脈瘤を封鎖するために使用することができる。] [0037] したがって、たとえば図4〜8および9〜13は、外側型動脈瘤を封鎖するために使用される拡張可能な球状構造体5を示している。 しかし、拡張可能な球状構造体5は、同様に分岐点動脈瘤を封鎖するために使用することができることも理解されたい。したがって、たとえば図14〜18は、分岐点動脈瘤を封鎖するために使用される図4〜8の拡張可能な球状構造体5を示しており、図19−23は、分岐点動脈瘤を封鎖するために使用される図9〜13の拡張可能な球状構造体5を示している。この点において、拡張可能な球状構造体5の球形状は、分岐点に固定して着座して、血液が妨害されずに血管を流れるのを依然として可能にしながら、閉鎖面15を分岐点動脈瘤に対して固定して押し付けることができるため、分岐点動脈瘤の治療で使用するのに特に良好に適している。] 図10 図11 図12 図13 図14 図15 図16 図17 図18 図19 [0038] 拡張可能な球状構造体5は、たとえば一定の形態の紡錘状動脈瘤などの他のタイプの動脈瘤も同様に封鎖するために使用することができることも予想される。拡張可能な球状構造体5が紡錘状動脈瘤を封鎖するために使用される場合、閉鎖面15は、有意に拡大された表面積を含むことができ、あるいは閉鎖面15は、開放フレーム10の横方向部分の周りに配設された2つ以上の分離されたセグメントを含むことなどができる。 開放フレーム10の構造 開放フレーム10は、本発明の範囲から逸脱することなくさまざまな異なる形状を有して形成され得ることを理解されたい。] [0039] 本発明の1つの形態では、開放フレーム10は、多角形配列に配置された複数の支柱から形成され得る。たとえば三角形の多角形として配置された複数の支柱から形成されるように示される図4〜8、9〜13、14〜18および19〜23を参照されたい。また、開放フレーム10が矩形の多角形として配置された複数の支柱から形成される図24、および開放フレーム10が六角形として配置された複数の支柱から形成される図25も参照されたい。] 図24 図25 図4 図5 図6 図7 図8 [0040] 非多角形の構造を有する開放フレーム10を形成することも可能である。 したがって、たとえば開放フレーム10は、らせん状支柱が開放フレーム10を形成する図26に示されるような球状のらせん構造を有して形成され得る。] 図26 [0041] 図27は、球状ケージ構造を有する開放フレーム10を示している。より具体的には、この構造では、開放フレーム10は、閉鎖面15と環状リング25の間を延びる複数の軸方向に整列された支柱を備える。支柱20は、好ましくは、開放フレーム10がその拡張された形状にあるときは外側方向に撓むが、開放フレーム10が縮小された形状をとることを可能にするように(たとえば直線状にまたは内側方向に撓む形状に)内側方向に湾曲される、あるいは別の形で変形され得る。非限定的であるが例として、支柱20は、開放フレーム10がその縮小された形状にあるときに(たとえば互いにほぼ平行に延びるように)内向きに湾曲され得る。] 図27 [0042] 図28〜37は、さまざまな支柱20が開放フレーム10を形成する他の球状ケージ構造を示している。 図27に示される構造の場合、閉鎖面15は、複数の軸方向に整列された支柱20の一方の端部に位置しており、環状リング25が、複数の軸方向に整列された支柱20の反対側の端部に位置していることが理解されよう。支柱20は、拡張可能な球状構造が縮小された形状をとることができるように内向きに撓むことが意図されているため、図27の球状ケージ構造は、閉鎖面15を先頭にして軸方向に移送されることが概ね意図される。故に、この構造は、動脈瘤の頸部が、通常、進入方向と軸方向に整列されている場合の分岐点動脈瘤で使用するのに特に良好に適している(たとえば図14〜18および19〜23を参照)。したがって、球状ケージ構造が外側型動脈瘤で使用されることが意図される場合、図38に示される球状ケージ形状を使用することが望ましくなり得、この場合、閉鎖面15は、進入軸の片側、すなわち図38に示される軸27の片側に配設される。言い換えると、球状ケージ構造が分岐点動脈瘤で使用されることが意図されている場合、閉鎖面15は、進入軸と整列されることが意図され、球状ケージ構造が外側型動脈瘤で使用されることが意図される場合、閉鎖面15は、進入軸の片側に配設されることが意図される。このようにして、拡張可能な球状構造体5は、管腔内的に治療部位に進められ、閉鎖面15は生体構造に対して適切に配置され得る。] 図14 図15 図16 図17 図18 図27 図28 図29 図30 図31 [0043] 図39〜43は、さまざまな支柱20が開放フレーム10を形成し、閉鎖面15が進入軸の片側に配設される他の球状ケージ構造を示している。 取り付け用具 拡張可能な球状構造体5を血管または他の身体管腔内で展開するために、さまざまな取り付け用具が提供され得る。] 図39 図40 図41 図42 図43 [0044] したがって、たとえば図44では、図45に示される拡張可能な球状構造体5を展開するための注射器タイプ(たとえば内部プッシャを備えた外側スリーブ)の取り付け用具100が示されている。取り付け用具100は、全体的に、中に管腔110を有する中空のスリーブ105と、管腔110内に摺動自在に配設されたプッシャ115とを備える。管腔110は、拡張可能な球状構造が、その拡大された形状(図45)にあるときではなく、その縮小された形状にあるとき(図44)に拡張可能な球状構造体5を収容することができるように寸法設定される。この形状の結果、拡張可能な球状構造体5は、拡張可能な球状構造体5がその縮小された形状にあるときに管腔110(プッシャ115の遠位)内に配置され、スリーブ105内にある状態で治療部位に進められ、次いで拡張可能な球状構造体5がスリーブ105の内部から押し出されるようにプッシャ115を進めることによって治療部位に取り付けられ得る。拡張可能な球状構造体5は、スリーブ105から押し出された後、閉鎖面15が血管または他の身体管腔の側壁に対して押し付けられた状態で、上記で説明された方法で血管または他の身体管腔内に固定して係合されるように拡張された形状(図45)に戻ることができる。注射器タイプの取り付け用具100は、拡張可能な球状構造体5が弾性的に変形可能であり、その結果、スリーブ105は、拡張可能な球状構造がスリーブ105内にある間、拡張可能な球状構造をその縮小された形状に機械的に抑制し、拡張可能な球状構造がスリーブ105から押し出されたときにその機械的制約を解放するように働くことができる点で、特に有利であることが理解されよう。] 図44 図45 [0045] 上記で指摘したように、図27、44および45の拡張可能な球状構造体5は、分岐点動脈瘤で使用するのに良好に適しており、この場合、動脈瘤の頸部は、通常、進入方向と軸方向に整列されている(たとえば図14〜18および19〜23を参照)。球状ケージ構造が外側型動脈瘤で使用されることが意図されている場合、図38に示される球状ケージ形状を使用することが望ましくなり得り、この場合、閉鎖面15は進入軸の片側に配設される。] 図14 図15 図16 図17 図18 図27 図38 [0046] 所望であれば、取り付け用具100には、拡張可能な球状構造体5を取り付け用具100に取り外し可能に固定するために、たとえば拡張可能な球状構造体5が治療部位に進められた後、治療部位に残される準備ができるようにその拡大された形状に戻るまで、拡張可能な球状構造体5を取り付け用具100に解放可能に固定するために、グリッパ機構が設けられ得る。このグリッパ機構は、拡張可能な球状構造体5が、取り付け用具から出て、体内で直立するときの拡張可能な球状構造体5の完璧な制御を確実にし、身体管腔の側壁に対する拡張可能な構造の(たとえば適切に回転させるなどによる)より精確な位置決めを容易にもする。] [0047] より具体的には、次に図46を見れば、取り付け用具100には複数のばねグリッパ125が設けられ得る。ばねグリッパ125は、プッシャ115の外側のスリーブ105の管腔110内に配設される。各々のばねグリッパ125は、ばねグリッパの撓んだ部分130が管腔110内に抑制されるときに、そのばねグリッパのフック部分135が拡張可能な球状構造体5の環状リングをプッシャ115の遠位端部に対して保持するように形成される。しかし、プッシャ115が、ばねグリッパ125の撓んだ部分130がもはや管腔110内に抑制されなくなる地点まで進められると、ばねグリッパ125のフック部分135は、拡張可能な球状構造体5の環状リング25をプッシャ115の遠位端部から解放するように外側に移動する。したがって、ばねグリッパは、拡張可能な球状構造が取り付け用具の遠位端部から外に進められた後、その拡大された形状に戻るまで拡張可能な球状構造体5を取り付け用具100に解放可能に固定するために使用することができることがわかるであろう。この構成により、手術医は、拡張可能な球状構造体5が血管内で展開されるときの制御性を高めることができる。] 図46 [0048] 上記で指摘したように、図27および44〜46の拡張可能な球状構造体5は、動脈瘤の頸部が、通常、進入方向と軸方向に整列されている場合の分岐点動脈瘤で使用するのに特に良好に適している(たとえば図14〜18および19〜23を参照)。球状ケージ構造が外側型動脈瘤で使用されることが意図される場合、図38に示される球状ケージ形状を使用することが望ましくなり得、この場合、閉鎖面15は進入軸の片側に配設される。] 図14 図15 図16 図17 図18 図27 図38 [0049] 所望であれば、取り付け用具100には、拡張可能な球状構造をその縮小された形状からその拡大された形状に拡張するための拡張バルーンが設けられ得る。より具体的には、次に図47〜49を見れば、取り付け用具100には、上記で論じられたようにスリーブ105およびプッシャ115が設けられ得る。加えて、取り付け用具100には拡張バルーン140が設けられ得る。拡張バルーン140は、プッシャ115内に移動可能に配設される膨張ロッド145上で支持される。拡張バルーン140は、(その収縮状態で)拡張可能な球状構造体5の開放フレーム10の内部に配設される。この構造の結果、取り付け用具100は、拡張可能な球状構造がその縮小された形状にある間、拡張可能な球状構造体5を受け入れ、拡張可能な球状構造を所望の治療部位まで運び、拡張可能な球状構造を所望の場所に配置し、次いで拡張可能な球状構造をその拡大された形状に開くように拡張バルーン140を拡張することができる。拡張バルーン140は、次いで収縮され、拡張可能な球状構造体5の内部から引っ込められ得る。取り付け用具100に拡張バルーンを設けることは、拡張可能な球状構造体5が身体管腔内で自己直立しない点で、有利になり得る。 高い支柱密度を有して形成された面を有する拡張可能な球状構造 先行の説明では、拡張可能な球状構造体5は、その上に担持された閉鎖面15を有する開放フレーム10を備えるものとして説明されている。しかし、多くの用途では、閉鎖面15は、ほぼ完全な表面または障壁を含む必要はなく、すなわち閉鎖面15は、閉鎖面を効果的に形成するのに、あるいは別の形で所望の目的を達成するのに十分な高さの支柱密度を有する面を有して形成されてよいことを理解されたい。したがって、たとえば図50〜54では、動脈瘤への血流が制限され、動脈瘤が血栓化するように高い支柱密度を有して形成された面15を有する開放フレーム10を備える拡張可能な球状構造体5が示されている。この状況では、閉鎖面15は、効果的に封鎖されると考慮され得る。さらに、閉鎖面15が、(側壁内の開口部を封鎖するために使用されているのとは対照的に)側壁内の脆弱部を補強するために使用されている場合、閉鎖面15は、血流を遮断または実質的に制限する必要がないため、幾分低めの支柱密度を有することができる。] 図47 図49 図50 図51 図52 図53 図54 [0050] 図55〜63は、閉鎖面15が、所望の目的を達成するのに十分な高さの支柱密度を有して形成された他の拡張可能な球状構造体5を示している。 拡張可能な球状構造体5全体を、たとえば、体温において応力誘起マルテンサイトを形成するように構築された形状記憶合金などの単一の超弾性のワイヤから形成することが可能であることも理解されたい。非限定的であるが例として、適切に混合および処理されたニチノールワイヤを使用することができる。本発明のこの形態では、拡張可能な球状構造体5は、(i)ワイヤの単一経路が抑制カニューレ内に拘束され、折り畳まれた形状に変形され、(ii)その後、抑制カニューレの遠位端部から外にワイヤを押し出すだけでそのまま再形成され得、この時点で、拡張可能な球状構造体5は、血管または他の身体管腔内で再び形を変える。本発明のこの形態は、閉鎖面15が、たとえば動脈瘤の口部を塞ぐのに十分な高さの支柱密度、および/または血管または他の身体管腔の側壁を補強するのに十分な高さの支柱密度、および/または何らかの他の所望の目的を達成するのに十分な高さの支柱密度などの高い支柱密度を有するように配置された単一のパターン化された支柱を有して形成される構造に特に良好に適している。たとえば単一のパターン化された支柱から形成された閉鎖面15を示し、この場合この支柱パターンは、さまざまな形状の1つまたは複数、たとえば平行経路、同心経路、ジグザグ経路、蛇行経路などを含むことができる、図59〜63を参照されたい。 拡張可能な球状構造の動脈瘤内での展開 拡張可能な球状構造体5は、その閉鎖面15が動脈瘤の本体に突き出るように管腔内ではなく、その閉鎖面15が管腔に突き出るように動脈瘤の本体内で展開され得ることも理解されたい。たとえば、動脈瘤の本体内で展開された図4〜8の拡張可能な球状構造体5を示す図64〜66を参照されたい。また、たとえば動脈瘤の本体内に配設された図9〜13の拡張可能な球状構造体5を示す図67〜71を参照されたい。] 図10 図11 図12 図13 図4 図5 図55 図59 図6 図60 [0051] 重ねて、拡張可能な球状構造体5は、外側型動脈瘤の内部に配置されてよく(図64〜66および67〜71)、あるいは分岐型動脈瘤に配設されてよい(図72〜76および77〜81)。 安定化脚部を備えた拡張可能な球状構造 拡張可能な球状構造体5に安定化脚部を設けることも可能である。より具体的には、次に図82および83を見れば、閉鎖面15を備えた開放フレーム10を備える拡張可能な球状構造体5が示されている。1つまたは複数の安定化脚部30が、開放フレーム10から外に延びている。安定化脚部30は、閉鎖面15が血管または他の身体管腔の側壁に対して配置されるときに血管または他の身体管腔を通って管腔内的に延びるように形成される。したがって、図82および83に示される拡張可能な球状構造体5は、安定化脚部30の中央軸35が、閉鎖面15の中央軸40に対して直角に設置されているため、外側型動脈瘤で使用することが概ね意図されることが理解されるであろう(図83を参照)。あるいは、拡張可能な球状構造体5が分岐点動脈瘤で使用される場合、拡張可能な球状構造体5は、安定化脚部30の中央軸35が閉鎖面15の中央軸40と整列されるように形成される。 用語 前述の開示では、拡張可能な球状構造体5は、球状本体を備えるものとして説明される。この点において、用語「球状」は、真球形状、および/または実質的に球形状、および/またはほぼ球形状、および/または事実上の球形状、および/または概ね球形状、および/または球形を近似する多面体、および/または球形を近似する形状、および/または前述の任意のものを相当な部分含む構造、および/または前述の任意のものの組合せを含む構造などを意味することが意図されることを理解されたい。] 図64 図65 図66 図72 図73 図74 図75 図76 図82 図83 [0052] したがって、たとえば、拡張可能な球状構造体5は、球形のある部分を構成する第1のセクションと、球形の残りの部分を凡そ近似する第2のセクションとを含むことができる。 改変形態 本発明のさらに他の実施形態が、本発明の開示に鑑みて当業者に明白になることが理解されるであろう。本発明は、本明細書で開示された、および/または図に示された特定の構造に限定されるものではなく、本発明の範囲内であらゆる改変形態または等価物を含むことも理解されるものとする。]
权利要求:
請求項1 血管または他の身体管腔内で展開するための拡張可能な球状構造であって、折り畳まれた形状および拡張された形状をとるように構成された開放フレームと、前記開放フレームによって担持された閉鎖面とを備え、前記開放フレームが、その拡張された形状にあるときに、前記開放フレームを通る実質的に正常な流れを可能にするように構成され、さらに、前記閉鎖面が、前記閉鎖面を通る流れを妨害するように構成される、拡張可能な球状構造。 請求項2 前記開放フレームが、自己矯正するものであり、このとき前記開放フレームの前記拡張された形状の寸法は、前記血管または他の身体管腔のサイズによって設定される、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項3 前記開放フレームが、前記血管または他の身体管腔内においてそのまま拡張された形状をとるように構成される、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項4 前記開放フレームが、弾性材料からなる、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項5 前記弾性材料が、形状記憶合金からなる、請求項4に記載の拡張可能な球状構造。 請求項6 前記弾性材料が、ポリマーからなる、請求項4に記載の拡張可能な球状構造。 請求項7 前記開放フレームが、体温を下回る温度まで冷却されたときにその折り畳まれた形状をとり、体温まで加熱されたときにその拡張された形状をとるように構成される、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項8 前記開放フレームが、抵抗加熱によって与えられる温度変化を用いてその折り畳まれた形状からその拡張された形状に変形するように構成される、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項9 前記開放フレームが、適切な温度の流体を前記開放フレームを通過させることによって与えられる温度変化を用いてその折り畳まれた形状からその拡張された形状に変形するように構成される、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項10 前記開放フレームが、内部バルーンを用いてその折り畳まれた形状からその拡張された形状に拡張されるように構成される、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項11 前記開放フレームが、複数の支柱を備える、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項12 前記複数の支柱が、複数の相互連結された多角形を形成する、請求項11に記載の拡張可能な球状構造。 請求項13 前記相互連結された多角形が、三角形を含む、請求項12に記載の拡張可能な球状構造。 請求項14 前記相互連結された多角形が、矩形を含む、請求項12に記載の拡張可能な球状構造。 請求項15 前記相互連結された多角形が、六角形を含む、請求項12に記載の拡張可能な球状構造。 請求項16 前記相互連結された多角形が、不規則な形状を含む、請求項12に記載の拡張可能な球状構造。 請求項17 前記開放フレームが、複数の軸方向に整列された支柱を備える、請求項11に記載の拡張可能な球状構造。 請求項18 前記軸方向に整列された支柱が、前記開放フレームがその拡張された形状にあるときに前記拡張可能な球状構造の長手方向軸から外側方向に撓むように構成される、請求項17に記載の拡張可能な球状構造。 請求項19 前記軸方向に整列された支柱が、互いに平行に延びるように構成され、それによって前記開放フレームがその折り畳まれた形状にあるときに円筒状の構造の骨格を形成する、請求項18に記載の拡張可能な球状構造。 請求項20 前記複数の軸方向に整列された支柱が、長手方向軸を画定し、さらに、前記閉鎖面が、前記長手方向軸と交差する、請求項17に記載の拡張可能な球状構造。 請求項21 前記複数の軸方向に整列された支柱が、長手方向軸を画定し、さらに、前記閉鎖面が、前記長手方向軸から横方向に変位している、請求項17に記載の拡張可能な球状構造。 請求項22 前記開放フレームが、前記開放フレームの外面に環状リングを備える、請求項17に記載の拡張可能な球状構造。 請求項23 前記環状リングが、前記開放フレームの一方の端部を終端させる、請求項22に記載の拡張可能な球状構造。 請求項24 前記環状リングが、前記閉鎖面の直径方向の反対側にある、請求項22に記載の拡張可能な球状構造。 請求項25 前記環状リングが、前記開放フレームの赤道に相当する位置に配設される、請求項22に記載の拡張可能な球状構造。 請求項26 前記開放フレームが、球状らせん構造を含む、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項27 前記開放フレームが、吸収性材料から形成される、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項28 前記開放フレームが、非吸収性材料から形成される、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項29 前記開放フレームが、ワイヤを含む、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項30 前記開放フレームが、単一のワイヤを含む、請求項29に記載の拡張可能な球状構造。 請求項31 前記開放フレームおよび前記閉鎖面が、単一のワイヤから形成される、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項32 前記閉鎖面が、実質的に完全な表面を含む、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項33 前記閉鎖面が、高い支柱密度を有する面を含む、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項34 前記閉鎖面が、実質的に剛直になるように構成される、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項35 前記閉鎖面が、可撓性になるように構成される、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項36 前記閉鎖面が、吸収性材料から形成される、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項37 前記閉鎖面が、非吸収性材料から形成される、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項38 前記閉鎖面が、ワイヤを含む、請求項1に記載の拡張可能な球状構造。 請求項39 前記閉鎖面が、単一のワイヤを含む、請求項38に記載の拡張可能な球状構造。 請求項40 血管または他の身体管腔を通る流れを実質的に正常に維持しながら、前記血管または他の身体管腔の側壁内の開口部を封止するため、および/または前記血管また他の身体管腔の分岐点の前記側壁または頂点内の脆弱部を補強するためのシステムにおいて、前記血管または他の身体管腔内で展開するための拡張可能な球状構造体であって、折り畳まれた形状および拡張された形状をとるように構成された開放フレームと、前記開放フレームによって担持された閉鎖面とを備え、前記開放フレームが、前記拡張可能な開放フレームがその拡張された形状にあるときに前記開放フレームを通る実質的に正常な流れを可能にするように構成され、さらに前記閉鎖面が、前記閉鎖面を通る流れを妨害するように構成される、拡張可能な球状構造体と、前記拡張可能な球状構造体を展開部位に運ぶための据え付け用具であって、中に管腔を有する中空のスリーブと、前記管腔内において後退位置と進展位置の間で摺動自在に移動可能なプッシャとを備え、前記管腔が、前記開放フレームがその折り畳まれた形状にあるときに前記拡張可能な球状構造体を受け入れるように寸法設定され、さらに前記プッシャが、その後退位置からその進展位置に移動されたときに前記拡張可能な球状構造体を前記管腔から押し出すように構成される、取り付け用具とを備えるシステム。 請求項41 前記据え付け用具が、さらに、前記拡張可能な球状構造体を前記中空のスリーブに解放可能に固定するように構成されたグリッパ機構を備える、請求項40に記載のシステム。 請求項42 前記据え付け用具が、さらに、前記開放フレームをその折り畳まれた形状からその拡張された形状まで変形させるための拡張可能なバルーンを備える、請求項40に記載のシステム。 請求項43 前記据え付け用具が、さらに、前記構造体を治療部位に移送し、次いで前記開放フレームをその折り畳まれた形状から拡張された形状まで変形させる拡張可能なバルーンを備える、請求項40に記載のシステム。 請求項44 前記据え付け用具が、さらに、前記拡張可能な球状構造体に熱を供給するための機構を備え、それによって前記開放フレームをその折り畳まれた形状からその拡張された形状に変形させるのを容易にする、請求項40に記載のシステム。 請求項45 血管または他の身体管腔内で展開するための管腔内装置であって、前記身体内の治療部位への移送のために折り畳み可能である拡張可能な球体様構造体を備え、前記拡張可能な球体様構造体が、高密度の面を有し、流体の流れを妨害することができる第1の部分と、開放され、流体がそれを流れるのを可能にする第2の部分と、前記拡張可能な球体様構造体の位置、向き、および拡張の制御を容易にする第3の部分とを備える、管腔内装置。 請求項46 身体管腔を通る流れを実質的に正常に維持しながら、前記身体管腔の側壁の開口部を封止するための方法において、前記身体管腔内で展開するための拡張可能な球状構造体を提供するステップであって、前記拡張可能な球状構造体が、折り畳まれた形状および拡張された形状をとるように構成された開放フレームと、前記開放フレームによって担持された閉鎖面とを備え、前記開放フレームが、その拡張された形状にあるときに前記開放フレームを通る流れを可能にするように構成され、さらに前記閉鎖面が、前記閉鎖面を通る流れを妨害するように構成される、ステップと、前記開放フレームがその折り畳まれた形状にある間、前記拡張可能な球状構造を前記身体管腔内の治療部位に移送するステップと、前記拡張可能な球状構造体の前記閉鎖面が前記身体管腔の前記側壁の前記開口部を封鎖するように配置され、前記開放フレームが前記身体管腔を通る流れを可能にする状態で、前記拡張可能な球状構造体が前記身体管腔内に固定して組み込まれるように、前記拡張可能な球状構造体をその折り畳まれた形状からその拡張された形状に変形させるステップとを含む方法。 請求項47 前記身体管腔が、血管を含む請求項46に記載の方法。 請求項48 前記血管の前記側壁の前記開口部が、動脈瘤への前記開口部を含む、請求項47に記載の方法。 請求項49 前記動脈瘤が、外側型動脈瘤を含む、請求項48に記載の方法。 請求項50 前記動脈瘤が、分岐点動脈瘤を含む、請求項48に記載の方法。 請求項51 前記開放フレームが、自己矯正するものであり、このとき前記開放フレームの前記拡張された形状の寸法は、前記血管または他の身体管腔のサイズによって設定される、請求項46に記載の方法。 請求項52 前記開放フレームが、前記血管または他の身体管腔内においてそのまま拡張された形状をとるように構成される、請求項46に記載の方法。 請求項53 身体管腔を通る流れを維持しながら、前記身体管腔の側壁内の脆弱部を補強するための方法において、前記身体管腔内で展開するための拡張可能な球状構造体を提供するステップであって、前記拡張可能な球状構造体が、折り畳まれた形状および拡張された形状をとるように構成された開放フレームと、前記開放フレームによって担持された閉鎖面とを備え、前記開放フレームが、その拡張された形状にあるときに、前記開放フレームを通る流れを可能にするように構成され、さらに前記閉鎖面が、身体管腔の側壁内の脆弱部を補強するように構成される、ステップと、前記開放フレームがその折り畳まれた形状にある間、前記拡張可能な球状構造体を前記身体管腔内の治療部位に移送するステップと、前記拡張可能な球状構造体の前記閉鎖面が前記身体管腔の側壁の前記脆弱部を補強するように配置され、前記開放フレームが前記身体管腔を通る流れを可能にする状態で、前記拡張可能な球状構造体が前記身体管腔内に固定して組み込まれるように、前記拡張可能な球状構造体をその折り畳まれた形状からその拡張された形状に変形させるステップとを含む方法。
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